検査のはなし

昨日は少しお薬の話が多かったですが、

今日は検査の話をしたいと思います。

 

私が最初にかかった病院は少し前までお産も

していた近所のクリニックでした。

病院にかかった理由が不正出血でしたので、

特に不妊治療に特化したクリニックには

行きませんでした。

私は後に少し後悔しますが、

普通の婦人科での治療でも効果のある方は

もちろんいらっしゃいます。

 

そこで初診の際に血液検査を受けました。

LH(黄体化ホルモン)

FSH(卵胞刺激ホルモン)

PRL(プロラクチン)

クラミジア

 

病院からもらった紙によると、

黄体化ホルモンと卵胞刺激ホルモンは

両者で協力して卵胞(卵の袋)を育て、

排卵へ導くホルモンで、

このホルモンが低下すると卵胞が育たず、

排卵しません。

が、服薬で正常に排卵するようになります。

プロラクチンはお乳を出すホルモンで、

妊娠や出産をすると高くなりますが、

妊娠していない時は低いのが正常です。

高い場合は排卵が邪魔されますが、

こちらも服薬で正常になります。

とのことでした。

 

私は初診の検査ではこの黄体化ホルモンと、

卵胞刺激ホルモンが両方低かったです。

10前後が正常値に対し、

両方とも7前後でした。

そのため「卵巣機能不全」と診断され、

クロミッド」というお薬を服用していました。

プロラクチンは正常、クラミジアは陰性でした。

 

この「卵巣機能不全」は女性ホルモンが

低下する状態のことで、生理が来ない、

止まらない、生理不順、不正出血といった

症状が現れます。

このような症状は子宮筋腫、子宮がん、

子宮内膜症でも出るので、それらの病気で

ないことを検査する必要もあるそうです。

この卵巣機能不全の原因としては、

ストレス、ダイエットをはじめとした体重の

変化、不規則な生活習慣(睡眠、食事など)と

言われています。

 

確かに、ストレス、不規則な生活習慣…

見に覚えがありすぎました…

 

あと、同じ日に子宮がん検診も受けました。

こちらも陰性。問題なしでした。

 

その後いろいろ検査を受けます…

旦那さんの精液検査

子宮卵管造影検査

フーナーテスト

ソノヒステログラフィー

 

それぞれの検査については

また詳しく書きますが、

旦那さんの精液検査については

ここでサラっと…

 

病院から滅菌されたタッパーを渡され、

その中に旦那さんに精液を出してもらい、

数、運動率、奇形率を見るものでした。

(病院によってはもっと細かく検査する

ところもあるかと思います)

採取から約2時間以内に病院に持っていき、

結果は30分くらいで出るものでした。

 

数は 5,000万/ml以上

運動率は60%以上

奇形率は10%以下が正常値

旦那さんのはすべて正常値でした。

 

こうなると、

不妊は自分のせいだと落ち込みます…。

これらの検査の前後に子持ちや妊婦の友達と

会う機会があり、とてつもない疎外感を感じ

帰ってきてから大泣きしました…。

時々あります…自分を責めたり、落ち込んだり、泣いたり…

特に私は虐待や乳児遺棄などのニュースを

見たりするとダメです…

何で??!に押し潰されます。

何でこんなに赤ちゃんが欲しくて欲しくて

いる人のところに来てくれなくて、

赤ちゃんを虐待したり、殺してしまう人の

ところには来るの?と…

よく赤ちゃんはその人に合ったタイミングで

来てくれると言いますが、じゃあ何故?!

と神様しかわからないようなことに悩まされ

続けてます…

 

旦那さんはとてもとても優しい人なので、

いつも私が落ち着くまで慰めてくれたり、

気分転換にと外に連れ出してくれたり、

子宝の神社などを調べて連れてってくれたり

します。検査や治療にとても理解があって、

よく協力してくれます。

検査に非協力的だったり、気持ちを理解して

くれないご主人の話もよく聞きますが、

もし奥さまが不妊に悩んでいる男性もこれを

見てくれているなら、奥さまの気持ちに寄り添って欲しい。

「仕事で疲れてるから」「眠い」

「ゲームしたい」とか言ってないで、

奥さまの話を聞いてあげてほしいです。

正直、精液検査のお願いとかこちらだって

言い出しにくいです。恥ずかしいです。

それを受付で出すのだって恥ずかしいです。

でも、二人の子どもが欲しいからがんばるんです。

血を抜くのだって痛いし、病院で検査台に乗るのだって恥ずかしいです。

病院の待ち時間は長いし、疲れます。

それでも子どもを授かるためにやるんです。

子どもは一人では作れません。

だからこそ夫婦同じ方向を向いて、

話し合い、分かち合うことが必要だと思います。

 

かなり話が飛んでしまいましたが、(笑)

次はそれぞれの検査についてお話しますね。